2023年5月19日金曜日

無農薬

 

    • *マリーゴールド
    • 効果
      線虫を殺す物質を根から分泌する。
    • 線虫の活動の盛んな6~10月に栽培すると効果的。長く栽培するほど効果が得られるので3ヵ月は栽培。鋤き込んで利用する作物の場合は、分解に1ヵ月かかることも念頭に。



     


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    • 線虫
    大きさは1mm弱と小さく透明なので肉眼で見つけることは難しく、しかも一度発生すると完全に駆除することは、ほぼ不可能な厄介な害虫

    被害
    植物の根に寄生し針のような口で養分を吸い取る。養分を吸い取る際に分泌物を出して細胞を肥大させるため、被害のあった根には大小様々なコブができる。コブができた植物は根の異常によって生育が阻害され、花が咲かない・収穫ができないなどの症状が現れる。

    被害を受けやすい作物
    ネコブセンチュウは幅広い種類の植物につく。その中でも特に被害に遭いやすい植物は
    ・ナス科の植物
     (ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン)
    ・ウリ科の植物
     (キュウリ、カボチャ、メロン)
    ・サツマイモ・イチジク・ニンジン・ダイコン

    対策
    線虫対策は連作を避け、寄生対象でない作物を栽培することですが、線虫の代表である「ネコブセンチュウ」や「ネグサレセンチュウ」は寄生する作物種が広範なうえ、雑草にも寄生するので、その密度を減らすことは簡単ではありません。またダイズジャガイモ等で問題になる「シストセンチュウ」は10年以上も土壌中で生存することもあるので、連作を避けるだけでは被害を抑えることは困難

    米ぬかを土に混ぜるのも効果的