2018年11月29日木曜日

刺し身  ヒラマサ





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スズキ目アジ科ブリ属
ヒラマサは、その体形からいえばサバ科のカツオやマグロに近いが、分類学上はアジ科に入る。しかし、アジ特有のゼンゴがなく、ブリ属というグループの一員。全長150cmにも達し、時速40kmのスピードで泳ぐ。

    • ブリ、ヒラマサ、カンパチの姿形からの見分け方。
       ブリ・・・・・・・・・砲弾型で、上顎骨の上後角は鋭く角張る。
       ヒラマサ・・・・・ブリよりやや幅広く、かつ長い。胸ビレは腹ビレより短く、体側の黄色い縦帯はブリより鮮明。上顎骨 の上後角は丸い。
       カンパチ・・・・・一番幅広く側扁している。眼を通り斜め後方に走る黒褐色の帯があり、背側から見ると八の字に見 える。また、尾ビレの下の末端が白い。眼の位置は吻部と尾の中央を結ぶ線よりも上方にあるのが 特徴。


    • 2~3kgぐらいのものが味もよい。薄赤身の肉で脂があり、色の変質も少ないため、刺身が一番であり、寿司種としては最高級。
      塩焼き、煮付けにもよい。大きいものは脂が多いので、照り焼きや粕漬け、味噌漬け、バター焼き、ホイル焼きなどの焼物に合う。カマも塩焼き、つけ焼きによい。
      アラはブリ同様に大根と一緒に生姜を加えて煮たり、アラ汁にする。生姜醤油や味噌味に漬け込んでから焼くと生臭さも消える。

      • 刺し身が一番